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On your mark. Get set... [#2三浦 祐希]

そろそろ危険な暑さがやってきます。
こまめに水分補給をして、熱中症対策をしましょう。
#2みうらです。


高校の同級生で、オーストラリアやモンゴルでサッカー選手として生活をして
次はアメリカでプレーするために、今年の1月にアメリカに旅立った友人がいます。

いくつかのチームに練習参加し、とんとん拍子に物事が進み
契約のオファーをゲットしました。

しかし、契約内容は給料はなし。無給での契約。


オーストラリア、モンゴルでもトライアウトや契約内容で
幾つかのトラブルを乗り越えて来た彼からしたら
ある程度、想定内だったらしいです。 (まじかよ....。)


ここから這い上がるためには仕方がない、と割り切って契約書にサインをするか
無給ということは、プロサッカー選手ではなくなるため、断るかとても葛藤したそうです。


プロの定義とはなにか。
FIFAが定めているのは「生活にかかる出費を全て賄える者」だそうです。


でもプロの定義は人によって違います。



「お金を貰えればプロ」という人もいれば「人を感動させたらプロ」という人もいます。


自分が考えるプロフェッショナルとは自分のやるべきこと、目指すべきものに対して
ぶれずに徹底的にこだわって、それの実現に向かって責任を持って
全力で努力する人間だと思います。


彼の選択は「無給でサッカーをする」ということに
引き際を感じたらしく、悩みに悩んでサッカー選手を
引退する決断をしました。


それぞれが夢や目標に向かって努力して、競争に敗れ、現実を突きつけられ
「努力は報われない」、「夢は叶わない」という挫折を味わったときを1つのゴールとしていたら
ほとんどの人がそのような挫折というゴールを経験していると思います。
しかし、その挫折を味わった瞬間をスタートにすれば、過去の出来事は失敗ではなくいい経験になる。


自分の中でゴールだと思っていても、もしかしたらそこが新たなスタートかもしれない。

どこをスタートラインにするかは、長期的な目標を設定する上で、時にとても大事なことである。

だからサッカー選手としてアメリカでプレーすることが出来ず、スパイクを脱いだことを
ゴールとするのではなくて、そこをスタートラインにすればアメリカに来たこと、
契約する上で幾つかトラブルがあったことは、失敗ではなくいい経験になり自分の財産となる。

彼は、自分磨きの手段をsoccer playerから変更して
新たな目標を立てプレイヤーとしてではなく他の形でサッカーに関わろうと
サッカーというツールを活かして新たなスタートラインに立って
自分の世界を広げるために頑張っています。


自分も彼に負けないように努力し
JFL優勝に向け突っ走りたいと思います。
miura.jpg

引き続きソニー仙台FCの応援をよろしくお願いします。

それからコメント欄へのコメントもよろしくお願いします。





タグ:JFL サッカー
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