SSブログ
#18秋元 佑太 ブログトップ
前の1件 | 次の1件

2015年 [#18秋元 佑太]

21勝8分け1敗


優勝した2015シーズンの成績です。

当時は2ステージ制だったので正確には、

1stステージ
 10勝4分け1敗 で2位
2ndステージ
 11勝4分け0敗 で1位

チャンピオンシップ(VSヴァンラーレ八戸)
 第1戦 0-1
 第2戦 1-0(PK 5-4)


リーグ戦では年間を通して1回しか負けていないという、一見圧倒的な強さを誇っていても、
どちらのステージも最終節まで決まらない大接戦のシーズンでした。

それでも最後に優勝トロフィーを掲げることができたこのシーズンは、
一緒に戦っていた私自身も、本当に強いチームだったと思います。


遅くなりました。
#18あきです。


例年10月のブログは、旧#9テセくんが大好きな”秋”ブログを書くのですが、
今回は優勝した2015年を少し振り返ろうと思います。


先に言っておきますが、少し長くなります。
時間があるときにゆっくりお読みいただけると嬉しいです。



2015シーズンは私が入団した年でした。
この年の私個人として、そしてチームとして印象に残っている試合をいくつかご紹介しようと思います。

【個人】
①1stステージ第9節 横河武蔵野FC戦(現東京武蔵野ユナイテッドFC) 
私が初めてメンバー入りした試合。
と言ってもその時は怪我人多発のため、プレーできる人数がぎりぎり18人という状況で入れただけ。
もちろん試合に出るレベルになかった私は、途中から出場することはありませんでしたが、
それでも初めてのメンバー入りに喜び、すごく緊張したのを覚えています。


②2ndステージ第3節 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎戦 
怪我人の復活でまたメンバー外が続き、次にメンバー入りできたのがこの試合。
この時も怪我人や累積などでなんとか入った形でしたが、
前回とは違い試合に出れるかもしれないという手ごたえは、わずかながらありました。
2-0の状況で呼ばれたときの嬉しさと緊張は前回の比ではありませんでしたが、
試合に出て少しして、相手ゴールから少し遠い位置でボールを受けて前を向いたときに、
旧#4瀬田さんの「打っちゃえ」の声で打ったシュートが、JFL初出場で初ゴール(初シュート)になったのは最高の思い出です。
もちろん同期の中では最も遅いデビューでしたが、このゴールをきっかけに、
試合にも絡めるようになり、少しずつですがチームに貢献していると思えるようになっていきました。


③チャンピオンシップ第2戦 ヴァンラーレ八戸戦 
第1戦を0-1で落とし迎えた第2戦は、旧#9純平さんのゴールで追いつき延長戦へ。
私は117分から出場し、直後にGKとの1対1というビッグチャンスがありましたが外してしまいPK戦へ。
5人で決着がつかず6人目だった私に回ってきたときの緊張は、私の人生の中でもダントツです。
そのPKを決めて見事優勝することができ、もちろん嬉しかったのですが、正直喜びきれない複雑な気持ちでした。
というのも後期からは試合に絡めていましたが、スタメン出場は年間通して1回のみで、
当時の自分からすると「優勝させてもらった」という感覚が強くありました。
さらに延長後半のビッグチャンスを決めていれば自分がヒーローになれたのに。という悔しさも相まって、
家に帰ってテレビに映っている純平さんを見て涙したのを覚えています。


【チーム】
①1stステージ第2節 栃木ウーヴァFC戦(現栃木シティFC)
開幕戦は1‐1で引き分けて迎えた第2節。
開幕戦からメンバーに入っていた同期の旧#8前澤が怪我をして、
代わりにメンバー入ったこれまた同期の旧#10(当時は#26)有間が、
途中出場から後半ロスタイムに劇的逆転弾を叩き込み勝利した試合。
上にも書きましたが、なかなかデビューできなかった私に対して、
甲気や潤は最初から結果を残してチームに貢献している姿に、
同期としての誇らしさと、それ以上の悔しさが溢れてきてもっと頑張らないと。と思わされた1戦でした。
そしてこの劇的勝利を機にチームは勢いに乗り5連勝。(次の試合も有間の84分の決勝点で勝利)


②1stステージ第15節 奈良クラブ戦
1stステージ最終戦。勝ち点で並んでいたヴァンラーレ八戸の試合が先に終わり、
ソニーが優勝するには、この試合で4点差以上の勝利が必要でした。
優勝がかかっているということで、奈良クラブとのアウェイ試合でしたが、メンバー外選手も全員行くことに。
ナイターだったので、メンバー外だった私は当日に移動して試合を観戦。
最低でも4点取らないといけないというプレッシャーもあり、攻め続けてはいるもののなかなか点が入らず、
1点目は83分、ロスタイムに追加点を挙げましたが、2-0で勝利するも得失点差で優勝には届かず2位。
勝ったのに喜べない異様な雰囲気で、あんなに悔しい勝ち試合初めてでした。

 
③2ndステージ第12節 Honda FC戦
2ndステージも終盤、首位を走っていたソニーでしたが、2位Honda FCがじりじりと詰めてきて迎えた試合。
勝ち点差は4で、負ければ1まで詰められるという試合でしたが、0-0で迎えた後半ロスタイム。
ペナルティーエリア付近の際どい場所で取られたファールがPKの判定になり、それを決められ0-1に。
ただそんな状況でも出てる選手は誰一人諦めておらず、ラストプレーで旧#5山田さんの執念のゴールで同点に追いつきそのまま試合終了。
2ndステージ終了時のHonda FCとの勝ち点差が2だったので、この試合の引き分けは本当に大きな引き分けでした。


試合終了間際、ロスタイムに同点や勝ち越し。
栃木戦やHonda戦のように、2015年はこんな試合が本当にたくさんありました。


先日のクリアソン新宿戦やHonda FC戦の勝ち方を見て、この2015シーズンを思い出した人も少なくないと思います。

今シーズンはこの年のような成績は残せていませんが、近年稀にみる大混戦のおかげで、優勝の可能性が大いにあります。

ただ、ここで過信すると足元をすくわれる。と気を引き締めなければいけないのはもちろんですが、


過信ではなく 「自信」 は間違いなく必要だと思っています。


優勝した2015シーズンは、

「前半0-0なら勝てる」
「失点しても絶対追いつける」

新人の私でもそう思えるくらいみんなが自信を持って戦っていたと思います。

今の若いチームにはこの「自信」を持つことはなかなか難しいことかもしれませんが、
自分たちは強いんだという気持ちで、どんな状況でも自信をもって戦い抜くことが、この先の結果につながってくると思います。


まだまだ進化の途中ですが、これからのチームの更なる成長に期待してください。

また、一緒に優勝しましょう。


#18秋元佑太

1018.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
前の1件 | 次の1件 #18秋元 佑太 ブログトップ