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#23 塩﨑 悠司 ブログトップ
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2024シーズン [#23 塩﨑 悠司]

共にリスペクトし合い全員笑顔で優勝を成し遂げ、2024シーズン終了を迎えたい。

なぜこの書き出しになったのか。

ソニー仙台FCも2024シーズンに向けて始動しました。
昨年、悔しい結果に終わり、チームでも個人でも力不足を痛感させられました。
何が足りず優勝できなかったのか。
このOFFは勝つチーム、優勝するチームとは何かを考える時間にもなりました。


今まで私の所属するチームが優勝を成し遂げたことは、大学1年時の関東2部リーグ優勝(#1佐川さんが4年生)の1度しかない。
優勝するチームには何があるのか。逆に優勝できないチームには何が欠けているのか。
「1年間同じ方向を向き、信念を持ち、優勝まで戦い抜く力」 があるかどうかだと思う。
シーズンを通して、チームでも個人でも気持ちの浮き沈みは誰にでも起こるもの。
でも、その波をできるだけ小さくし、補いながらできるか。
己の様々な欲に負けず戦い抜けるかどうか。

個人スポーツはその人次第で結果が左右される。その人が思い描くように行動する。
それが良くも悪くも結果はその人に返ってくる。
でも、チームスポーツはそうはいかいない。
どれだけタレントが居ようと、個々が都合の良いように行動すればチームに影響を及ぼすことになる。
気づかないうちに、影響し始めている。
その年、もし運よく勝てたとしても長く続かず、常勝軍団にはなれない。
どれだけ数人が頑張っていても、それを周りが否定すれば無くなる。
チームスポーツでは人の努力をも簡単にへし折ることができる。(それは過去に痛いほど経験したことがある)

監督である淳さんが、練習の時にこういう指示をされる。
「ゴールを奪うために逆算してプレーの選択をしろ」
これは目標も一緒のことが言えるのではないか。優勝という目標に向かうために今何が必要か。
1月は何をする?じゃ、2月は?3月は?と何をしなければならないか。どんな道筋なのか。
考えて今、行動する。

そう考えると、昨シーズン逆算して取り組めていなかったのではないかと疑問が残った。
日々ぶつかり、オフ・ザ・ピッチ、オン・ザ・ピッチ関係なく全員が全力でピッチ上で自分を表現する。
ただ勝つために1人1人が役割を全うし、目標のために逆算して行動する。
その行動には、「見せる人」もいれば「発して示す人」もいて様々であり、
チームの雰囲気を作り出すのは所属している全員。
「頭では思っていた」なんて誰にもわからないし周りに伝わらないし、後出しだ。

目標に対する行動のアプローチは人それぞれだと思うが、向くベクトルは同じでいることが大事。
最初は数人かもしれない。でも1か月2か月と月日が経つに連れて、
1人、2人と向く方向が一緒になり、気づけば開幕直前にはスタッフ、選手全員が同じ方向を向いている。
少し違う方向を向いても、チームメイトが軌道を変えてやるだけで同じ方向になる。
これがチームスポーツにあって個人スポーツにはないこと。
そうなれば負けゲームが勝ちになったり、引き分けが勝ちになるなど勝負強くなる。
#18秋さんのいつかのブログで劇的勝利が多かったとあったが、それはまさに結果に現れていた。

これらは周りから評価されるものでも、その時に評価するものでもないと思う。
最終節を終えた時に、どんな結果でどう感じたかだ。
その結果がチームの評価となり、個人の評価となる。後付けみたいなものだ。
「勝ちたい」という思いだけでも結果はでない。これが難しいくて面白いところ。
その思いを、「自分も」 「仲間たちも」 行動に変えなければならない。
それがなければ、ただのわがままだ。今何をするべきなのか考えて行動してほしい。
やりたくないこと、都合の悪いことを誰かに押し付けたり、
わがままにはならず、チームのために全力で表現し貪欲になる。

好きなことを仕事にできているだけで幸せもの。

「地元で必勝祈願」
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