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三人部屋 [#9 勝浦 太郎]

2月中旬、9日間の大阪キャンプに行ってきました。

昨年のキャンプはコロナ対策で一人部屋でしたが、今年は3人部屋。

ということで、今回のブログでは、同じ部屋で8泊9日間をともにした
二人の選手を紹介したいと思います。



まずは1人目、#14吉野蓮さん。

一言でいうならば、「太陽のような人」。

クラスに一人いると、温かい雰囲気と笑顔で教室の雰囲気を明るくしてしまうタイプの人だ。

これまでも蓮さんと話したことはあったが、生活を共にすることで、
蓮さんのことをより知ることができたと思う。


例えば、初日の夜のはなし。

私は普段、消灯時間が早いのだが、21時を過ぎると、
蓮さんは「早く電気消そうぜ」と言ってくれる。

しかし、私は先輩に申し訳ないので、

「普段の蓮さんの消灯時間に合わせましょう。蓮さんはいつも何時くらいに寝るんですか?」と聞く。

しかし蓮さんはすかさず言う。

「いや、早く消そうぜ。むしろ俺が早く消灯したい。暗くした方が段々眠くなってくるからいいんだよね。」と。

本当にそうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。

けど、恐らく、いつもはもう少し遅い時間に消灯しているはずだ。
「後輩の僕に気を遣わせないように」と、気を遣っていただいた。


他にも、朝起きて、疲労がピークに達し、部屋の中がどんより重たい空気に包まれている時も、
「さすがに今日を乗り越えたらでかいよ!」と僕らに明るい言葉を発してくれる我が部屋長。


蓮さんのおかげで朗らかな心で過ごせた9日間であった。



そして2人目、#17加藤 佑弥。

ソニー仙台FC1年目の新卒ルーキー。

ピッチの上では高い技術と駆け引きで、相手を置き去りにするドリブラー。

ピッチの外では穏やかな空気を纏いながらも、自分の意志を強く持っている人間。

だと僕は思っています。


入団前に彼が練習参加した時、良いコンビネーションで
何度も相手の守備を崩せたのが楽しかったなぁ、という記憶もあって、
こうしてまた一緒にサッカーができるのは嬉しいなとも思っています。 


そんな彼も、今回のキャンプでは入団して1カ月しか経っていないのに、
2人の先輩と同部屋ということで、気を遣うことも多かったと思います。
しかし、日が経つごとに、少しずつ脱力した姿で部屋にいるのを見て、ちょっと安心しました。

彼がコンビニに寄ったときには、蓮さんと私の分までも水を買ってきてくれたり、
私の質問攻めにも嫌な顔せずに付き合ってくれたり。


佑弥のおかげで楽しい時間を過ごせた9日間でした。



今回のキャンプでは、サッカーのトレーニングは勿論、
ピッチの外でも多くの時間を過ごすことで、小さな発見がいくつもあった。


それらの気づきや発見、つまり、チームメイトへの理解は、
いつかチームの勝利に繋がっていくのかもしれない。


キャンプや日頃のトレーニング、ピッチ内外すべての成果を、試合で余すことなく発揮できるように。

サッカーに集中できる環境への感謝の気持ちを忘れずに、奮闘していきたい。


勝浦太郎

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勝浦太郎
出身:神奈川県
マイブーム: お茶漬け
田園調布SC - 多摩ジュニアSC - 横浜F・マリノスプライマリーみなとみらい(上丸子小学校) - 横浜F・マリノスジュニアユース追浜 (獨協中学)- 三菱養和SCユース (獨協高校)- 中央大学 - ソニー仙台FC

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