ありがとう同期

12月に入り気温がぐっと低くなりましたね。
寒いのが苦手なのか、別れの季節だからなのか、
私の苦手な季節に入りました。
どうも＃20ようすけです。

さて、今回はタイトルにある通り同期について書かせてもらいたいと思います。

みなさんもご存じの通り、今シーズンで退団する10人の選手と2人のスタッフが発表されました。
皆さんには本当にたくさんお世話になり、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。次のステージでの活躍を心から応援しています。

この退団選手10人の内＃11たいが、＃19ともや、＃22ふくが私の同期です。
4人いた98世代も1人となってしまいました。
皆から退団を決めたと聞いたときは、応援したい気持ちよりも引き止めれなかった
悔しさの方が強かったのが正直なところです。
（今は心からその決断を尊重し、応援しています！）
私たち98組の同期は、それぞれ個性が強く絶妙な距離感を保っていた世代だったと思います。
傍から見たら仲が良くないと思われていたかもしれませんが、
これが私たちのちょうどいい距離感なのです。

＃11たいがは絶妙な距離感の持ち主。
寮では基本的に部屋に引きこもり、自炊をしているはずなのにキッチンにも出てきません。
謎多き男なのです。
そんなたいがは意外と後輩の面倒見がいいことを今年知りました。
後輩からの人気は異常に高く、どこにいっても「たいが君、たいが君！」って
後輩が取り巻いてたイメージです。笑
＃６純基、＃８ヤマのミニチュアコンビは、たいがの退団を相当寂しく思っているのではないでしょうか？
そんなたいがも今年に比べると、去年は相当苦しい1年だったと思います。
国体の直前にメンバーを外され、真夏のメンバー外トレーニングを共に戦ったとき。
戦術的45分交代が定着しまったとき。
愚痴が止まらないたいがを見て、普段おとなしいけど、
こいつなりに熱い気持ちがあるんだなって思ったことを今でも覚えています。
そのたいがが、今年はチームの軸として活躍していたことを素直にうれしく思います。
これからもお互いに頑張ろうな！


＃19ともやは誰もが知る大クセ人間。
部屋では野鳥と話していたり、独り言を廊下まで聞こえる声で話していたり。とクセ者の極みです。
1年目は先輩との距離感を間違えてなめてると勘違いされていたり、
サッカー面でも合流2週目の練習で旧監督の元さんに練習を外されるなど、
数々の伝説を残していました。
1年目はほとんど試合には出れず、二年目も前期は一試合も試合に帯同することなく、
本当に苦しい2年間だったと思います。
練習ではめっちゃ致命的なミスをするし、よく怒られてるし、仕方ないなと思うことはありました。
でもこいつは絶対練習で手を抜いたりしないし、ベンチに入れば休むことなく
ピッチ上の選手に声をかけ続けます。
そういったチームへのアプローチの仕方は、本当に見習うべきところだなと常に思っていました。
そんなともやが今シーズン急に得た出場機会でポジションを掴み取り、
数試合ではあったけどスターティングメンバーに名を連ねた時は本当にうれしかったし、
ぐっとくるものがありました。
ともやはなぜか公式戦だといいプレーをするんですよ。練習や練習試合とは別人な感じで。
もっと早くそれを見せてほしかったし、もっと一緒にプレーしたかったよ。
でもサッカーの神様は最後に『平成生まれのど根性野郎』にチャンスをくれたんだなって思いました。ナイスプレーだ熱男！


＃22ふくは一言でいうと変人。
これはチームの誰に聞いても同じことを言うと思います。
『こだわり』が異常に強いんだろうなって思っていました。
自分が摂取するもの（食べるもの・飲むもの）は誰よりも気にしていて、
脂質やたんぱく質などをグラム単位で考えていたり、
自主練や筋トレも独自の変わった動きのトレーニングを黙々と取り組んでいたり。
遠征先のホテルでのご飯でも、自分が食べないと決めたものには一切手を付けず、
平気で半分以上残したりするのはさすがにびっくりしましたが。。。
でも、それだけ自分の体に気を使い、食事をコントロールすることはアスリートとしては
素晴らしいメンタリティだなと思い、たまに食事面でアドバイスをもらったりしていました。
ふくは、興味のあることへの徹底は素晴らしいのですが、逆に興味のないことへの無頓着さは半端じゃないです。。。
何度も仕事や新人業務でポカ（ミス）を起こし、
先輩方（旧#3荻さん・＃７恭兵さん・＃18あきさんなど）にきつ～い愛の鞭を
振るっていただくことになったのは絶対に忘れません。
こんな真面目に見えるふくですが、圧倒的お笑い担当で、
こいつの豊富なレパートリーの一発芸が見れなくなるのはだいぶ寂しいです。
（来年以降のお笑い担当は誰なのか、はたまた不安です。。。）
このキャラクターがあればどこに行ってもやっていけると思います。

と、こんな感じで最初で最後になってしまった同期の紹介は終わりたいと思います。
変わり者だらけで、うまくやっていけるか不安だったこのメンバーもいよいよ最後かと思うと
本当に寂しいです。
このブログを書いている前日がふくと最後の日。そして今日がたいがと最後の日です。
会っているときに湿っぽいのは嫌なのでドライな感じで別れさせてもらいました。



たいが、ともや、ふく本当にありがとう。
進んだ先でのみんなの活躍を心から応援しています。
１年に1度でいいから4人で集まれたらいいなって俺は思っています。
いい仲間に恵まれて最高な二年間でした！！

またどこかで。

最後までお付き合いありがとうございました。
それではまた。