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学び [#17 伊藤 綾汰]

こんにちは。なかなかシュートが入らない#17リョウタです。

試合中シュートを打つ習慣は身についてきた気がするので、
自主練習で#9ようすけ君を煽りながらシュート練習に励みたいと思います。

習慣といえば、大学3年の頃から読書をするようになりました。
本を読み色々な人の考え方や、新たな情報に触れることで、
沢山のヒントを得て今の自分があると思います。

1日6分間の読書がストレスレベルを68%軽減するというデータもあるそうなので、
毎日イジられてストレスが溜まっていそうな#21ヤイダには、読書を強くおすすめします。

そんな所で話を進めますが、ずっと気になっていた本を購入しました。
その本とは、
『競争闘争理論〜サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか〜』です。

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まだ半分程度しか読めていないのですが、今回のブログは本書について触れていきます。

本書ではスポーツは「競争」・「闘争」の2つに分類しており(詳しく分類すると6つですが割愛します)、
「競争」と「闘争」ではそれぞれ定義や求められる考え方が違うと指摘しています。

スポーツでは勝利=目的であることが大前提だとして、
「競争」=「異なる時間」または「異なる空間」において優劣を争い、相手に対して妨害を加えることはできない。
「闘争」=「同じ時間」かつ「同じ空間」において優劣を争い、相手に対して妨害を加えることができる。とそれぞれ定義されています。

「競争」と「闘争」の違いはズバリ「時空間」と「妨害」です。

わかりやすいように例を挙げると、
100メートル走や水泳競技ではそれぞれレーン(異なる空間)で速さを競うスポーツで、
隣のレーンに入って「妨害」をすることはできません。(競争)

サッカーでは、90分という時間制限の中でフィールドには相手選手がおり(同じ時空間)、
常に相手に直接「妨害」を加えることが可能です。(闘争)

つまりサッカーは「競争」ではなく「闘争」です。

長々とした前提を踏まえまして、競争と闘争(サッカー)で求められる集中について考えていきます。
結論から言うと、競争では「技術」への集中が求められ、闘争(サッカー)では「影響」への集中が求められます。

これは競争においては「技術」を最大限に発揮することが勝利=目的に繋がりますが、
闘争(サッカー)においては「技術」をいくら発揮したとしても勝利には繋がらないことを意味しています。

だからこそ、闘争(サッカー)においては「影響」について考えてプレーすることが重要になってくるなと、非常に感じました。

1つ1つのパスやトラップが常に相手に影響を与えています。
また、1メートルの寄せやポジショニングも同じです。
実際、試合に勝てている時は相手にとって嫌なプレーを全員が自然とできている気がします。
だからこそ細部にこだわったプレーを心がけていきたいですね。

こうやってスポーツについて前提や定義から言語化されていくと、頭がクリアになっていく感覚になります。
もう少し踏み込んだ内容にも触れたいのですが、大学のレポート並みのボリュームになりそうなので止めておきますね。

ちょっと自分の言語化力がなくて拙い文章になってしまいましたが、
是非ともこの本を読みたい方はお声がけください。

最後に、今週末は天皇杯1回戦があります。
Jリーグクラブとの真剣勝負ができるこの舞台が非常に楽しみです。
ジャイアントキリングではなく、必然の勝利を。
応援のほどよろしくお願い致します!
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