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電車の旅 [#23 塩﨑 悠司]

こんにちは。#23塩﨑です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか
これから花粉の時期がやってきますが、十分にお気を付けてください。

さて、話は変わりますが、私の中学時代の話を少し書かせてもらいます。

私は和歌山県の日高町という小さな町に生まれました。
当時、私の実家の周りにクラブチームもなく中体連(サッカー部)もありませんでした。
その時に友達から誘われたのが、電車で1時間、駅から送迎バスで20分程度の場所にあり、
人工芝と天然芝のグラウンド、さらに室内練習場も完備している施設で活動するチームでした。

今回の題名でもある
「電車の旅」とは練習の行き帰りでのことになります。

私の最寄り駅は紀伊内原駅と言い、グラウンドの最寄り駅まで1時間弱かかります。
そして電車が1時間に1本しか来ません。
だから、常に時間との戦いをしていたのです。1分でも遅れれば1時間待つことになります。
乗り遅れれば遅刻することになるので、わざわざ親に送ってもらったことも多々ありました。
不便で大変だったと今では思いますが、当時の私はそうではありませんでした。

なぜかというと、
「友達と多く話す機会ができたから。」

旅をする仲間は6人いました。
今まで多くの友達と出会いましたが、友達と語り続けた日々は
電車で旅をした時だけだったのではないかと思います。

恋愛話やサッカーの話に学校の話など色々な話をしました。
時には全員乗った瞬間寝てしまい、電車に6人いるのに乗り過ごしてしまったり、
普段は2両編成ですが、たまに6両編成の電車だと興奮したりと、
他にもきりがないぐらい多くのことがありました。

この旅があったからこそ今でも仲が良く、パパになった仲間がいると嬉しいし、
芸人を目指しているやつや仕事を頑張っている仲間などを応援したくなります。
私だけ唯一サッカーを続けていますが、皆応援してくれているから
その仲間のためにも頑張りたいと思うことがあります。

当時の私が本気で上を目指そうと思う一つの要因でもあったので、
今でも旅をした同期の仲間には感謝してます。

この仲間とは年末に行われる蹴り納めになると必ず会います。
その時になるといつも本当に仲が良かったのだと実感します。
そして、昼ご飯に学年全員で行くのが恒例になっています。

予想ではありますが、半分以上の人は同期に会いに行っていると思います。
ご時世もありますが、今年も集まれればと思っています。

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私の昔話を最後まで読んで頂きありがとうございます。
これからも仲間と切磋琢磨して頑張っていきます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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